ヒプノセラピストの風湖です。




 ずいぶん昔の話ですが、私が担当する生徒さんの中に、鍼灸師として接骨院で働いている若い青年がいました。

 彼は「このまま正社員として定年まで働くのが理想です」と言っていました。




 私が「いつか自分の鍼灸院を開業したくないの?」と聞くと、彼は「私にはまとまったお金がないので、とても自分のお店なんて持てるわけがないと思います」と答えました。

 そこで私は彼に、潜在意識の力について説明し、自分の願望の絵を潜在意識に送り込むことができれば、それは頑張らなくても実現できると教えました。




 人は何かを求めるとき、その意識する心はまず「頑張らなくては」とか、「必死にならなくては」とか、「努力しなくては」と考えます。

 そうすると、どうしても足がすくんで自信がなくなり、臆病になってチャレンジしなくなってしまいます。

 自分の潜在意識の力を信じて願い、その時が来るのを楽しみに待っていれば、その願望はいつのまにか叶うときがくるのです。