ヒプノセラピストの風湖です。




 ある男性の父親が亡くなりました。

 彼の家は裕福な家庭でしたが、家族がいくら探しても、父親の遺言書は見つかりませんでした。

 しかし彼の姉は父親から、「みんなが公平になるように遺言書を作成しておいた」と言われたことがあると言うのです。




 彼は、潜在意識のことをよく知っていましたので、眠る前に心の奥深くに「私の潜在意識は、父親の遺言書がどこにあるのかをちゃんと知っており、それを教えてくれます」と、くつろいだ調子で語りかけました。




 その翌朝、ある銀行にどうしても行かずにはいられないような予感がしました。

 そこに行ってみると、父親の名前の貸金庫があり、そこには父親が残した遺言書が入っていたのです。

 潜在意識は、あらゆる問題の解決方法を知っているのです。