ヒプノセラピストの風湖です。




 感謝する心は、常に宇宙の想像力を動かすエネルギーにとても近いと言われています。

 ここで理解してほしいことは、なにか幸福なことが起こったから感謝するのではなく、まだなにも起こっていないときから感謝してしまうことです。




 ある男性は、失業中でなかなか仕事が見つからず、借金はたまってゆくばかりでした。

 そんな時彼はこの「感謝法」を教えてもらい、なんとなく毎日実行することにしました。

 毎朝毎晩、くつろいだ気持ちで、「ありがとう」を何回も繰り返しました。




 ときどき、心配、恐れ、悩みなど、暗い考えや気分が頭をよぎるときもありましたが、それでもすかさず「ありがとう」を何度も言って、和やかな気持ちになるように努めました。

 そのうち彼は、久しぶりに連絡をくれた同僚から給料も条件も希望に合ったいい仕事を提供してもらい、今ではその会社で明るい気持ちで働いています。