ヒプノセラピストの風湖です。




 「喋るのもいいが、黙っているのはいちばんいい」

 これは、フランスの詩人、ラ・フォンテーヌの言葉です。




 ある問題に対する答えを得るために手っ取り早い方法のひとつは、その問題を静けさの中心に送り込んで、解答が浮かび上がって来るのを信じてじっと待つことです。




 その解答は数日後に来ることもありますし、時々は1時間以内に来ることもあります。

 しかしその解答は、いつも他のことを一生懸命やっているときに来るのです。




 どうも人の潜在意識は、その人が抱えている問題に対して、常にすべて必要な材料を集めて、それから適切なときに、すっかりクリアになった形で意識し思考する顕在意識に提示してくれるようですね。