ヒプノセラピストの風湖です。




 「最初、さんざんな目にあう。

 2度目、オトシマエをつける。

 3度目、余裕。

 こういう風にビッグになっていくしかない。

 それには、さんざんな目にあった時、落ち込んじゃダメだ。」

 これは、矢沢永吉さんの言葉です。




 ある若い女性が私にこう言いました。

 「私は最低の人間だと常々思います。

 親は私が幼い頃に離婚し、私は貧しい家で育ちろくな教育も受けられなかったし、容姿も良くないし、性格も明るくない。

 しかもなんの才能も持ち合わせていないのですから。」




 私は彼女に言いました。

 「人は誰もがとてもユニークな宿命を背負って生きています。

 世界中に自分と同じ人間は1人もいません。

 だからこそあなたにしかできないなにかを神様は与えてくれているのです。

 ここで言う神様とは、本当の自分のことです。

 それに気づき、自分だけの人生に目を向ければ、あなたの劣等感は消えていきます。」




 彼女は、これらの真理について考えているうちに、すべての不安感や劣等感が消えていくのに気がついたそうです。

 そして、自分だけが背負った運命について静かに考え始めました。

 そして気がついてみたら彼女は結婚し、素敵な家に住み、愛情深い夫を持つことができて、しみじみと幸せを感じることが出来ていたのでした。