ヒプノセラピストの風湖です。




 「結婚するときはこう自問せよ。

 『年をとってもこの相手と会話ができるだろうか』

 そのほかは、年月が経てばいずれ変化することだ。」

 これは、ドイツの哲学者、フリードリヒ・ニーチェの言葉です。





 「私と妻との仲は完全に冷め切ってしまった。

 もう何ヶ月も会話をしていません。

 子供達もすでに自立して家を出て行きました。

 これから夫婦で生活をしていけるのか、とても不安です。」

 定年を間近に控えているある男性は、真剣に妻との離婚を考えていました。




 私は彼にこう言いました。

 「あなたの妻は愛の力でいきているのであり、愛の力が妻の全身に充満し、行き渡っているのです。

 あなたの愛する者が、暖かな愛の光で包まれているところを心の目に描きましょう。

 無限の知恵からくる愛の治癒力が、あなたの妻の心と身体を包み、くるみ、取り巻き、照らすのだということを実感してください。

 このように祈っていますと、奇跡が生じるのです。」




 男性はこれからの人生、相手に何かを求めるのではなく、すべてを受け入れ、暖かな愛を与え続けることを決めました。

 するとやがて妻との間に会話が生まれ、穏やかな生活が訪れ、お互いに広い心で人生を語り合う素晴らしい夫婦になったのです。