ヒプノセラピストの風湖です。
「死生有命 富貴在天」
(死生命あり、富貴は天にあり)
これは、儒教の経典のひとつである、「論語」の中の言葉です。
「論語」は、春秋時代の中国の思想家であり哲学者の孔子と、その高弟の言葉や行いを、孔子の死後弟子達が記録した書物と言われています。
論語の中には、素晴らしい教訓がたくさん詰まっています。
その中のひとつの話を紹介します。
孔子の弟子に司馬牛と子夏という人がいました。
あるとき司馬牛が、「他の人には兄弟がいるのに、私にはいない」と悩んでいました。
すると子夏は、「死ぬも生きるも、富も貴きも、すべて天命によるもので、人力ではどうにもならない。君に兄弟がいないのも天命だろう」と言いました。
これは、「悩んでもどうしようもないことは悩まない」という教えです。
今まさに悩んでいる人、またどうしても解決できない問題を抱えている人。
その悩みは、本当に悩んで答えを導くことができる悩みなのでしょうか。
そう考えてみると、その問題の解決法は潜在意識の知恵に任せてしまって、大切な「今」を精一杯生きることにしたほうが、気持ちがすっきりと晴れるのではないかと思います。
