ヒプノセラピストの風湖です。




 「決断を下さないほうが減点がないから、決断を下す人が生まれて来なくなるのではないか」

 これは将棋棋士の羽生善治さんの言葉です。




 ある日、1人の男子高校生が私のところにやってきて、「僕は将来の夢や目標がありません」と、言いました。

 私は彼にこう返しました。

 「安心してください。

 あなたは今、将来の夢や希望を選択しないということを決断しているのです。」




 現代の若者達は、世の中が便利になりすぎて、情報に支配されることに慣れてしまっていて、自分が将来やりたいことが見つからないと言う人が多いなと感じます。

 しかし自分の夢や目標、将来の理想像を選択できないことはとても不幸なことです。

 なぜなら人は、病気や事故や貧困よりも、「退屈」な状態で生きていくことのほうが不幸を感じるからなのです。




 彼は、私が勧めたとおり、一日中何回も心の中でこう唱えるようにしました。

 「私は、自分の未来を選択する自由意識を持つ存在です。

 私は、自分の将来の姿を方向づける力も能力も知恵も持っています。

 そのために私の潜在意識は、私にしかわからない才能に目覚めさせてくれるのです。」

 彼は自分の人生を変えました。

 今では彼は、あらゆる面で栄えています。