ヒプノセラピストの風湖です。




 「努力する人は希望を語り、怠ける人は不満を語る」

 これは、芥川賞作家の井上靖さんの言葉です。




 私に相談に来た主婦は、長い時間をかけてブツブツ不平を言っていました。

 「私は毎日つまらない仕事ばかりをやり続けています。

 くる日もくる日も掃除、洗濯、料理、アイロンかけ、3人の子供の世話などをしなければなりません。」




 彼女は自分の置かれた境遇に反感を持ち、「誰も私に感謝してくれない」と愚痴をこぼしていました。

 しかし私は、幸福と不幸の違いは、自分の心が「希望」と「不満」どちらに目を向けているかなのだと彼女に言いました。

 「不満」をこぼす人は、実は「怠けたい」と思っているだけなのかもしれません。




 彼女は、繁栄と幸福は心の状態を現しているものであるという真理に目覚めました。

 人は、怠けているより努力している方が幸せだと感じるのです。

 この日から、彼女の仕事や家事や子供に対する考え方が変わりました。

 そして、自分の新しい人生の役割に満足しはじめ、楽しむことができるようになったのです。