ヒプノセラピストの風湖です。




 「憐憫(れんびん)と愛情とは、違うものだ。

 理解と愛情とは、違うものだ。」

 これは、小説家の太宰治の言葉です。




 心理カウンセリングをする際に大事なことは、的確なアドバイスや心理学の知識よりも、まずは自分の考えや感情で相手の心の声に耳を傾けながら、クライアントを支え起こし、クライアント自身の潜在意識の力に信念と自信を持つようにしてあげることです。

 




 クライアントには、自分はあらゆることが可能であることを思い出させてあげてください。

 クライアントがかわいそうだと思い、憐れみの心で接するのは、その人を心の回復の道から引きずり下ろすようなもので、カウンセリングの内容としてはマイナスになってしまいます。





 自信、喜び、調和、愛、平和、豊かさ、安全といった無限の幸福は、すべて人間の心の中にあります。

 心理学の知識をひけらかすような巧みな言葉を連ねるのではなく、クライアントの心と身体を癒し、祝福し、回復させる力を持つ潜在意識の無限なる治癒力を呼び覚ましてあげましょう。

 それが、カウンセラーにとって大事なスキルのひとつなのです。