ヒプノセラピストの風湖です。
「ま、明日どうするか考えよう。
今日は疲れたから風呂入って寝る。」
これは、漫画「クレヨンしんちゃん」に登場する主人公野原しんのすけの父親、野原ひろしの言葉です。
なぜ人は眠らなければならないのでしょうか。
そう聞かれると多くの人は、「起きている間に体が疲れるので、体を休ませるために眠り、眠っている間に体力を回復させるだめだ」と答えると思います。
しかし、心臓も肺も肝臓も腸も、ほとんどの体の臓器は寝ている間にも休みなく働いています。
アメリカの医師で植物学者のジョン・ビゲロー博士は、「人間が眠らなければならない理由は、私達の魂が超越によって神々の知恵と予知に参加するためである」と結論させています。
つまり催眠とは、日常の労働や活動をしないで休んでいることだけではなく、完全な精神的発展に必要不可欠な人間の生活の一部なのです。
よく眠れるということは、あなたの潜在意識によりよく頼るということです。
病人が眠っている時のほうが治癒が早いのは、意識する心からのネガティブな邪魔が入らないので、潜在意識がよりよく働けるからなのです。
