ヒプノセラピストの風湖です。
「私が歩むとき、私はあなたと共に歩む。
私が去るとき、あなたはいつまでも私とともにある。」
これは、アメリカの小説家、アリス・ホフマンさんの言葉です。
ある青年の父親が亡くなりました。
遺言書は見つかりませんでした。
しかし、彼は確かに父親が元気な頃に「みんなに公平な遺言書を作成しておいた」と自分に言ったことを覚えていました。
彼は、なんとかその遺言書を見つけようと手を尽くしましたが、やはり見つかりませんでした。
あるとき彼は、眠る前に自分の心の深層に、「お父さん、遺言書がどこにあるのか教えてください」と優しく、くつろいだ調子で語りかけました。
それから自分の願い事を何度も何度も繰り返しました。
ある朝、彼は父親がよく利用していた銀行にどうしても行かなくてはならないような気がしました。
そこに行ってみると、父親の名前で登録してある貸金庫があり、そこには父親の直筆でキチンと清書してある遺言書が入っていました。
潜在意識の導きは、「感じ」として現れる場合も多いのです。
