ヒプノセラピストの風湖です。




 「時には無理に何かしようとするのをやめなければならない。

 そのことから離れて、潜在意識にあなたを導かせるの。

 しばらく人生を満たしてあげる。」

 これは、イギリスの作家、J・K・ローリングさんの言葉です。




 何をどう考えても、まったくわからないという状態が何ヶ月か続いた後に、眠くて眠くて仕方がなくなるというような一種の放心状態になることがあります。

 実はこの状態は、人が何かを閃くために、とても重要な状態なのです。




 種を土にまけば、生えるまでに時間が必要です。

 また、結晶作業にも一定の条件で放置することが必要です。

 このように、十分に準備ができてから、かなりの間おかなければ成熟しないこともあるのです。




 ですから、もうやり方がなくなったからといって辞めてはいけません。

 十分考えたら、深呼吸して体を休め、眠りたいときには、無理をせずに眠ってください。

 意識の奥底に隠れたものが徐々に成熟して表層に現れるのを待つことは、人にとってとても大切な時間なのです。