ヒプノセラピストの風湖です。




 「君がどんなに遠い夢を見ても、君自身が可能性を信じる限りそれは手に届くところにある。」

 これは、ドイツの小説家、ヘルマン・ヘッセの言葉です。




 何年か前に、医者になりたがっていた青年に会いました。

 その青年は素質もよく、性格もよく、立派な医者になれると思いましたが、彼の家はあまり裕福とは言えず、彼は医学部に進学したいと親に言い出せずに悩んでいました。




 そこで彼に、自分の部屋の壁に医師免許証が貼ってあり、それには大きな字で自分の名前が書いてあるところを毎晩眠りにつく前にイメージすること、そして、自分の診療所で医者として働いているところを毎日数回想像するようにアドバイスしました。




 数ヶ月後、はっきりした結果が現れました。

 ある医療機関で働く友人ができ、そこで働かせてもらうようになったのです。

 そしてその医療現場で働きながら技術を学び、そこで貯めたお金で医学学校に通うことができたのです。

 自分の夢を信じ、可能性を信じれば、チャンスは向かうからやってくるのです。