ヒプノセラピストの風湖です。
「人を呪わば穴2つ」
という日本のことわざがあります。
この言葉は、「他人を呪って殺そうとすれば、自分もその報いで殺されることになるので、墓穴が2つ必要になる」という意味のたとえです。
自分が不幸だと思っているとき、あるいは困っているときに幸せそうな人を見ると嫌な気持ちになるのは、ある意味自然な感情なのかもしれません。
しかしそれは、幸運そのものに否定的な感情を待つことになり、あなた自身が幸福から遠ざけられてしまいます。
そういう時は、その人の幸運を「良かった」と祝福してしまいましょう。
その人のために喜ぶことができたら、あなたの意識する心が富や幸運を肯定することになり、「私はあの人の次に幸運を受け取る準備ができた」というメッセージを潜在意識に送ることができます。
ここには否定的な言葉や考え方が少しも含まれていません。
しかも人間の先天的な心理に自然です。
恨みや不平不満、嫉妬などの否定的な考え方は、いわば後天的に埋め込まれた感情です。
幸運を手にする人がうまくやるのは、「人も自分もみんな幸せを手にする権利がある」という考え方ができるからなのです。
