ヒプノセラピストの風湖です。




 「一見たいしたことのない仕事でも、思い切って全力を注ぐことだ。

 仕事をひとつ征服するごとに実力が増していく。

 小さい仕事を立派に果たせるようになれば、大きい仕事の方はひとりでに片がつく。」

 これは、アメリカの実業家、デール・カーネギーの言葉です。




 上司から仕事を命じられたとき、その命じられた仕事がたとえどんなに小さな仕事でも、嫌な顔をせずに全力で喜びながらする。

 そのなんでもない心がけ、ちょっとした心配りの違いから、両者の間に信頼感や協調性が生まれ、やがて大きな仕事を任せられるようになるのです。




 仕事にはたくさんの知恵が必要です。

 もちろん才能も必要なのかもしれません。

 しかし、もっと大事なことは、些細と思われること、平凡と思われることもおろそかにせず、全力で取り組み、その成果を上司にキチンと報告する心がけなのです。




 仕事は、自分で選ぶものだと思っている人は多いと思いますが、仕事は選ぶものではなく、呼ばれるものなのです。

 ですから仕事は、どんなことでも喜んで引き受けましょう。

 笑顔で楽しんでいれば、上司からも同僚からもお客様からも好かれます。

 そうすれば、あなたの向上心を妨げる敵はいなくなるのです。