ヒプノセラピストの風湖です。




 「何もかも変わっていく瞬間があります。

 今まで嘆いていたことが、突然どうでもいいことに思えてくるのです。」

 これは、アイルランドの女流作家、アイリス・マードックの言葉です。




 生きていれば、心に雨が降るような日が続くこともあるでしょう。

 ですが、その雨もやがてやみ、美しい青空が目の前に広がる日が必ずやってきます。




 ある女性は、自分にしつこく電話をよこしたり、デートを強要したり、勤め先にも押しかけてくる、いわゆるストーカーの若い男に悩まされていました。

 そこで彼女は、毎日次のように祈りました。




 「私は〇〇さんから自由になります。私も自由で彼も自由です。それが実現することに感謝します。」

 やがてその男は彼女の前に現れなくなったのだそうです。

 状況は常に移り変わるもの。

 ネガティブな心のままでは、空にかかる虹に気が付かないものなのです。





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