ヒプノセラピストの風湖です。
「『誰それがそう言った』『あの人のこういう見方は正しいと思う』「それは何々の本によると…』と言った薀蓄をひけらかすことが得意な人がいる。(中略)自分の言葉が無いのは寂しいものである。」
これは、元内閣総理大臣、田中角栄さんの言葉です。
「自分がそう思う」というだけなら、それが正しいか間違っているのかはまだわかりません。
自分ではそれを正しいと思っていたのだけれど、他の人はそれを正しいと思っていなかったとか、昔はそれが正しかったのだけれど、今は違うとか、よく気をつけてみると、世の中はそんなことばかりです。
西洋にはひどい宗教戦争がありました。
今でも世界にはまだまだあります。
どの宗教も、「自分のみが真の救いを与えることができる」と言っています。
しかし、「自分だけが正しい」という宗教がこんなにたくさんあるのはおかしいことなのではないでしょうか。
人にはいろんなタイプや好みがあり、自分さえ納得すればそれで良いのです。
他の人が言っていることもやはり共感できることはたくさんあるはずですから、それを避難することはやめたほうがいいと思います。
どんな価値観でも、その人なりの人生を作る土台となるものです。
自分の考え方に自信を持って、自分の人生を歩んでいきましょう。
