ヒプノセラピストの風湖です。




 「『助けて』と言える人、そう言える相手がいる人は、それだけで十分強いのである。」

 これは、医学博士の川村則行さんの言葉です。




 「偶像崇拝」とは、神や仏を形にして作られた像などを信仰の対象として崇め尊ぶことをいいます。

 ユダヤ教、キリスト教、イスラム教などの宗教はこの「偶像崇拝」を厳しく否定しています。




 いつの時代でも人間はなにかの神や仏を信仰して、悩みや恐れに対して心の安らぎを得たいという気持ちは変わらないものです。

 そしてあなたの信仰が本物であろうと間違いであろうと、それに関係なく「信じる」気持ちは、同じ奇跡を呼ぶのです。




 奇跡という現象が起こるのは、信じていることが高級だからでも、合理的だからでも、学問的だからでもありません。

 それは、信じる気持ちが潜在意識に到達したからに他ならないのです。

 しかし、たとえば美しいマリア像に拝んだ行為がそれに役立ったとするならば、それは本当に聖母マリアが助けてくれたと思っても、結果的には一向に差し支えないのです。