ヒプノセラピストの風湖です。
「他人のものさし 自分のものさし それぞれ寸法が違うんだな」
これは、詩人で書家の相田みつをさんの言葉です。
私達は、生まれてから学校に入るまで親や他人に褒められたり叱られたりして育ちます。
学校に入ると、担任の先生から成績表などで評価されます。
社会人になれば、その能力に応じて給料や仕事が決まります。
そのように大人になった私達は、いつのまにか周りから高い評価を得るためだけに努力するようになります。
しかし、誰かから高評価を得るために頑張っても、そのゴールが何なのかがわからなければ人は混乱します。
親も先生も会社の上司もそれぞれのご都合で評価しますし、その基準は十人十色だからです。
本当に大切なことは、自分のことを自分なりにちょうど良く自己評価することです。
ですが、そのことをつい忘れてしまいます。
「周りの人」という曖昧な評価対象ばかりを気にするのはもうやめたほうがいいと思います。
自分への評価に一喜一憂せず、自分なりに納得しながら生きる勇気を持ちましょう。
