ヒプノセラピストの風湖です。




 「夫が妻に対して示す力は、父親のような友人のような力であるべきだ。

 権威をかさに着た、暴君じみた力であってはならない。」

 これは、イギリスの聖職者、ジェレミー・テーラーの言葉です。




 もともと夫婦は他人です。

 生まれも育ちも違うのですから、人生の長い時間を2人で暮らしていくためには、相手の心をいかに理解できるか、相手の言葉がいかに共感できるかはとても大切なことです。




 そして、同じ時間、同じ場所で、多くの共通の体験を積み重ねることが夫婦の絆を強くします。

 ですから、夫婦関係を良好に保つためには、共通体験がとても大事なことなのです。

 そのために、何をするにも「2人で一緒に」を意識してみてください。




 やがて年月がたって2人が老人になったとき、「あの時はこうだった」と優しく語り合えることをたくさん増やしていくのです。

 多くの人間関係の中で、夫婦関係は、その素晴らしさを実感できる、唯一の関係性なのです。