ヒプノセラピストの風湖です。
「人間というものは、とにかく自分の持っていないものに制約されて、自分のあるがままのものをおろそかにし、卑下することによって不自由になっている。」
これは、芸術家の岡本太郎さんの言葉です。
私達人間は、自分以外の誰かから高い評価をしてもらうことで、自分の価値を確認しながら生きています。
それは、子供の頃から勉強の成績やスポーツの能力などで大人達から評価され、褒められること、役にたつことに生きがいを感じるように教育されてきたからです。
テレビや雑誌では、世の中のごく一部の「成功した人」にスポットが当てられ、亡くなっても名を残す人達の特集番組が多く報道されています。
しかし、人の命の重さに変わりは無いですし、「成功した」と言われる人と同じように、誰もが毎日を一生懸命に生きているのです。
仕事でも趣味でも、日頃からまっすぐに楽しんでやっていれば、「そんなことできるんですか。凄いなあ。とても助かります。」と、誰かの役に立てる状況は必ず訪れます。
大切なのは、「たとえ評価されなくても私はこれでいい」と、高い自己評価ができるように、誰かとは違う高い目標を持って生きることだと私は思います。
