ヒプノセラピストの風湖です。




 「人間は怒りと寂しさの処理で人生を間違える。」

 これは、社会学者で心理学者の加藤諦三さんの言葉です。




 あなたの周りにも、他人に対してすぐに怒ったり威圧的な態度をとる人がいるのではないでしょうか。

 誰かに喧嘩を売っているのか?

 それとも偉ぶりたいのか?

 それはわかりませんが、偶然その場に居合わせたりしたら、自分は関係がなくても心穏やかではいられなくなります。




 そのような人達は、「弱い犬ほどよく吠える」ということわざのとおり、自分を攻撃させまいと一生懸命に相手を威嚇する、心の弱い人達です。

 ですから、たとえ自分に怒りをぶつけてきたとしても、無理に戦おうとしたり逃げようとしたり我慢しようとせず、心の中で冷静に距離を置きましょう。




 どんな関係でも、相手に怒りをぶつけて人間関係が改善したという例は皆無です。

 人間は、怒りっぽくて気まぐれで気難しく、意地悪であればあるほど、猛スピードで歳をとっていくものです。

 幸福は、思いやりの心から生じるものであって、怒りや憎しみからは生まれないのです。