ヒプノセラピストの風湖です。
「なにかを手に入れようと思ったとたんに面倒なことが起きるものさ。
どこに行くにもよっこらしょっと、そいつを担いでいくんだぜ。
僕は詩にするだけでいいや。
そのほうがずっと気がきいてるからね。」
これは、絵本「ムーミン」のキャラクター、スナフキンの言葉です。
者が大量に使い捨てされる中、必要最低限のもので静かに暮らす「ミニマリスト」に共感する人が、若者を中心に増えています。
「ミニマリスト」とは、物を所有することで満たされるのではなく、自分が自分らしくあるために物を持たない選択をする暮らし方です。
人の心も同じです。
やはりたくさんの思いや欲求を持たない暮らしのほうが気楽で気軽でしょう。
なにかに執着して満たされたい欲求を満足させるよりも、思いを持たない暮らしのほうが、はるかに精神的な解放感が味わえる気がします。
物にせよ思考にせよ、持ち続けると重すぎて複雑になります。
大切なのは自分自身を持っていること。
自己肯定感、物事への関心、変化を楽しむ心があれば、必要なものは思ったよりも少ないことに気づくはずです。
そのような暮らしが、やがて人生を好転させてくれるのです。
