ヒプノセラピストの風湖です。




 「人間の心は放っておくと、9割は否定的方向に傾いてしまいます。

 だから常に肯定的思考を身につけなければなりません。」

 これは、アイルランド出身の宗教家、ジョセフ・マーフィーの言葉です。




 普段の何気ない会話をしている時、「でも」「だって」「しかし」というような否定的な言葉、批判するような言葉がすぐに出る人がいます。

 自分自身が否定的な言葉を無意識に言っていて、それを相手に指摘されてドキッとしたという経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。




 「〇〇してはいけません」とか、「〇〇するべきではない」などの否定的な言葉はインパクトがとても強いので、聞き手にとっては親しみにくい人だという印象を与えてしまいます。

 相手を否定してまで自分の意見を主張したいのは、もともとは自分に自信が無いのに、自分は凄いんだという自己愛からくる言動なのかもしれません。




 人間は社会性のある動物ですから、どんなことでも認めてくれる、共感力のある人はとても好かれますし信頼されます。

 「でも」「だって」「しかし」は、相手との距離をどんどん遠ざけてしまいますし、自ら否定的な未来を作ってしまいます。

 少しずつ肯定的な言葉を使うように意識してみましょう。