ヒプノセラピストの風湖です。




 「知り合いがたくさんいたって、友達が1人もいないって事はあり得るんだよ。」

 これは、フィンランドの絵本「ムーミン」に出てくるキャラクター、スナフキンの言葉です。




 私達人間は社会性のある動物ですから、誰かと繋がっていないと不安になります。

 ですから家族と同様に友達は大切な財産です。

 しかし知り合った人すべてが友達になるわけではありません。

 ネットで繋がった友達は、単なる知り合いか、知り合いの知り合いでしかありません。




 唱歌「一年生になったら」は、小学生になったら友達を100人作って一緒におにぎりを食べ、仲間と走り回り、たくさん笑いたいと歌います。

 ですが、そんなにたくさん友達を作る必要もありません。

 100人の友達はできなくても、自分が本当に友達だと思った人を100人分大切にすることのほうが大事だと私は思います。




 ネットのコミュニティ内の友達は、限定されたことだけ共感、同調できる人です。

 それ以上、それ以下でもありません。

 友達とは、あなたが本当に嬉しいときに一緒になって喜んでくれる人、あなたが辛く苦しいときにも寄り添ってくれてあなたに勇気をくれる人なのです。