ヒプノセラピストの風湖です。
「情報は知識にあらず」
これは、ドイツの物理学者、アルベルト・アインシュタインの言葉です。
この言葉には、「知識とは、唯一経験から得られるものだ」という続きがあります。
現代は、知的好奇心のある人にとっては天国のような楽しい社会です。
なにかを経験しなくても、ネットで検索すれば知りたい情報をすぐに得ることができます。
しかし、スピードで得られただけの知識は、同じスピードで忘れ去られてしまいます。
最近は、若い生徒さんが、おそらくネットで調べたであろう知識をひけらかし、「先生、これ知ってますか?」と、聞いてくることがよくあります。
私が「へぇ、知らなかった」と答えると、「
えっ、知らないんですか?有名ですよ」とニヤニヤと笑い、ご機嫌になり、それが何回も続きます。
何にでも興味があって調べたい気持ちは私も同じです。
しかし知識は、誰かに自慢するものではなく、人がよりよく生きるための材料、手段です。
情報をただ収集し蓄積しているだけでは、その人の魅力や人格に結びつきません。
経験を積み重ね、五感で感じることで、はじめて知識を得ることができるのです。
あなたは、さまざまな知識を得るために積極的に行動していますか?
