ヒプノセラピストの風湖です。




 「話の上手い人というのは、どこを省略すればいいのか知っている人です。」

 これは、放送作家で作詞家の永六輔さんの言葉です。




 私は人前で話をすることを仕事にしていますので、話すことのプロです。

 しかしもともとはあまり話をすることは得意なほうではありませんでした。

 ですから、今でも勉強を重ねていますし、今までは恥をかいたり失敗したりと、それなりに苦労をしてきました。




 もちろん、家族や友人達と日常会話で苦労する人はいないとは思います。

 問題は、多くの人の前で話すときや、あまり親しくない人と会話をするときです。

 そんなときにはこう考えてみてください。

 「他人の話をする人は噂好きな人、自分の話をする人は退屈な人、相手のことを話す人は話が上手い人」




 自分の言いたいことを上手く伝えたいと思うのなら、まずは心をしずめて沈黙を怖がらないこと、そして常に笑顔で話すことです。

 「相手の話を全力で聞こう。考えるより感じることを優先しよう。」と心の中で唱えれば、ちょうどいいタイミングや言葉の選び方がわかるようになりますよ。