ヒプノセラピストの風湖です。
「貧乏と希望は母と娘である。
娘と楽しく語らっていれば、母のほうを忘れる。」
これは、ドイツの小説家、ジャン・パウルの言葉です。
金は天下の回りもの。
いつ回ってくるかは時の運です。
しかし、人前で「お金がない」とか「いくら損した」なんて言わない方がいいです。
そんなことを言えば、「この人はお金に振り回されている」「お金のためなら何をするかわからない」といった印象を人に与えてしまいます。
本来、「貧乏」というのは、「欲しいものが買えない」という意味ですから、たとえお金がなくても満足することを知って、無理な望みを起こさず、何も欲しがらないでいる人なら、それはすでに貧乏ではなく裕福な人といえます。
心の問題ならお金はいりません。
すべては心次第なのです。
それにあまりお金のことばかり考えていると、いざ回ってきた時に正常な判断ができずに闇雲に使ってしまい、あっという間に無くなってしまいます。
人生を上手に生きて行くには、運より才覚、才覚より人格です。
その人格を養うために、お金を有効に使いましょう。
無ければ無いなりに工夫して過ごしましょう。