ヒプノセラピストの風湖です。
「『才能がない』と言って諦めてしまえる者は、そのことをもって才能がないのだと言わざるを得ない。」
これは、哲学者の中島義道さんの言葉です。
世の中には「この人には才能があるのだからかなわない」と、思わず白旗をあげて退散したくなるような凄い人がいます。
ここまで差が歴然としていれば、その人の才能を羨ましいと思うこともありません。
多くの人は、いくら「才能とは、努力のたまものです」と言われても、自分にはその努力すること自体が難しいのですと最初から自分の才能を見つけようともしません。
しかし、適正な分野は誰でも持っています。
才能とは、努力ではなくその適正から継続によって引き出されるものなのです。
それでもそれを眠らせたまま一生を過ごす人が多数。
その原因は、やはり「自分には無理だ」「私はダメだ」という長年の思い込みでしょう。
最初から投げ出すのではなく、自分が好きなことや興味のあることに目を向けて、小さな一歩を踏み出す勇気を持ちましょう。
