ヒプノセラピストの風湖です。
「嫉妬とは、相手に対して能力が劣ることの無意識な表れにすぎない。」
これは、歴史作家で小説家の塩野七生さんの言葉です。
「あの人が私ではなく他の人に想いを寄せている」
「アイツが自分よりも先に昇進した」
「こんなに頑張っているのに、あの人だけが成功している」などなど…。
誰かに対して嫉妬の感情を抱いたことのない人はいないと思います。
できれば、人の成功は「素晴らしい」「よかった」と、自分のことのように喜びたいものですが、なかなかそうはいきません。
しかし、覚えておいてください。
競争心と嫉妬は、自分と同じ技術、同じ才能、同等の人間だと思う相手との間でしか存在しないことなのです。
人は、凝りもせずに他人と競い、比べ、争うことから嫉妬のエネルギーは生まれます。
「羨ましい」と思ったときは、「うわ、私、またあの人と比べている」「いつも誰かと争おうとしている」と何回も気づくことで心のモヤモヤは止まります。
もしかしたらあなたは、人と比べることが癖になっていませんか?
