ヒプノセラピストの風湖です。
「愚かな人に嫌われることを喜びなさい。
彼らに好かれることは侮辱でさえあるから。」
これは、カナダの詩人、フィリックス・レクエアの言葉です。
人間は、みんなから嫌われたくない、できれば好かれたいと思う動物です。
赤ちゃんは、自ら笑うことで大人に好意を持ってもらい、本能的に自分に危害が及ばないようにしているのではないかと聞いたことがあります。
赤ちゃんは無力ですから、大人から好かれることで安全を手に入れることができるからです。
しかし、誰かに好かれることだけに精神を注いでいると、本来の自分ではなく、誰にでも好かれる自分を演じ続けることに疲れ切ってしまいます。
他人の心をあなたがコントロールすることはできないのですから、そこまで気にしなくてもきちんとした毎日を過ごしていれば、それだけで嫌われることはないのです。
それでも嫌われたらどうしようかと悩む必要はありません。
その人は、あなたの良さに気づく心の余裕がないだけなのかもしれません。
あなたが人からどう思われるかよりも、あなたが人をどう思うかのほうが、ずっと大事なことなのです。
