ヒプノセラピストの風湖です。
「私にとって最高の勝利とは、ありのままで生きることができるようになったこと、自分と他人の欠点を受け入れられるようになったことです。」
これは、ハリウッド女優のオードリー・ヘップバーンの言葉です。
自分自身を否定してばかりいる人がいます。
それは、親や社会の期待に応えられなかった自分への劣等感とか、容姿や学歴に自信がないとか、他人とうまく付き合えない不器用な性格とか、理由は多岐にわたるでしょう。
そんなときに不思議に目に止まるのは、「あなたはあなたのままでいい」とか、「ありのままの自分を認めてあげましょう」などというポジティブな言葉です。
それは本当にそのとおりなのですが、間違った解釈をすると、かえって逆効果です。
さらに落ち込む原因となってしまいます。
「ありのままの自分」とは、「弱い自分を受け入れ、そんな自分だからこそできるなにかを見つけようとしている自分」ということです。
弱いからこそ、それを自覚して強くなりたいと願うからいいのです。
それが理解できれば、あなたはあなたのままでなにも変わらなくていいという本当の意味が理解できるのです。
