ヒプノセラピストの風湖です。
「心がけの良い人は、縁が尽きて別れることがあっても、別に良い縁が早く見つかるだろう。」
これは、鎌倉時代前期の武士、北条重時の言葉です。
私達は、長い人生の中で、いくつもの出会いと別れを繰り返します。
ところが、この別れをいつまでも引きずって、うまく処理できない人達がいます。
すでに別れた恋人のことをずっと忘れることが出来ずに悩む人も増えた気がします。
最近では、両親と濃密な関係にある人も増えていて、親が亡くなると残された人が親に依存しすぎていることが多く、その喪失感は癒やされることがありません。
親であれ、恋人であれ、ペットであれ、いわゆる「ロス」と言われる心の傷の原因はやはり「干渉しすぎ」の関係性からくることが多いのです。
大切なことは、どんなに大切な人や物とも、別れは必ず来るのだということを知っておくことです。
そして、次のステージを楽しみにできる心を養っておくことです。
別れたらそれで終わりではありません。
ゴールとは、いつも新しいステージに向かうスタートなのです。
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