ヒプノセラピストの風湖です。
「その報いが、自分には来ないだろうと思い、善行を軽く見てはいけない。
水一滴の滴りも、つもれば水瓶を溢れさせる。
心ある人は、小さな善を積み重ねて、いつの間にか福徳に満たされているのである。」
これは、御釈迦様の言葉です。
「あの人は、私のことをどう考えているのかわからない」
「うちの子供は、親の気持ちをまったくわかっていない」
人間関係は、見えないこと、わからないことがとても多くて悩みます。
仏教では、有相(形があるもの)よりも、無相(形が見えないもの)の方が大切だと説きます。
つまり、大切なのは形ではなく、その心。
善い行いも、誰かに対する想いも、わざわざ相手の前で見てもらうように行うよりも、日常の生活の中に溶け込むように行う方が清々しいものなのです。
「天知る、地知る、我知る、人知る」ということわざがあります。
これは、「悪いことは必ず発覚する」という意味の言葉ですが、善い行いや温かい人の気持ちの場合でも同じことが言えます。
人の役に立つのは素晴らしいことです。
誰かのために善い行いをして心が満たされるのなら、その相手に知られなくてもそれはそれでいいのです。
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