ヒプノセラピストの風湖です。
「信用するのではなく、信頼するのだ。
信頼とは、裏付けも担保もなく相手を信じること。
裏切られる可能性があっても相手を信じるのである。」
これは、オーストラリアの精神科医、アルフレッド・アドラーの言葉です。
「自分が信頼している人は、決して自分を裏切らない」と、かたくなに思っている人がいます。
たとえば夫婦になる2人は、「赤い糸で結ばれている」など、人とのつながりを糸で表現することがよくあります。
つまりつながりとは、細い繊維のような縁が縒りあったようなものなのです。
ほつれもするし、切れたりもする、心細いことこの上ありません。
この糸をより太く、丈夫にして切れないようにするには、相手を信頼しつつ、縁を加え続ける必要があります。
なにもしなければ、時の経過とともに糸は劣化していきます。
これは夫婦の問題だけではなく、自分からはなるべく人を裏切らないようにしたいと思い、同時に、もしかしたら相手は自分を裏切ることもあると覚悟すれば、あなたは今よりずっと強くなれるのです。
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