ヒプノセラピストの風湖です。
「岡目八目」(おかめはちもく)という言葉があります。
岡目八目は、囲碁に由来する言葉です。
「岡目」は「傍から見ること」、「八目」は、基盤の目や手数のこと」を示しています。
「岡目八目」とは、「傍から見ている人のほうが的確な判断ができる」という意味の言葉です。
人間は誰でも、自分のことになると視野が急に狭くなったり、物事を冷静に判断することができなくなったりするものです。
しかし第三者には、当事者よりもかえって物事の真相や得失がよくわかるのです。
私達の人生も同じです。
傍から見れば幸せなのに、本人はそう思っていない、気づいていないときに、「なんだかんだ言ってあなたはけっこう幸せですよ」と言われると、そのひと言で、「そう言われれば私はけっこう幸せかもしれない」と気づくことがあります。
「岡目八目」の意見で自分が幸せだと気づくのも、自分自身で幸せだと思うのも、結果的には自分で決めることなのです。
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