ヒプノセラピストの風湖です。
「親切という名のおせっかい。そっとしておく思いやり」
これは、詩人で書道家の相田みつをさんの言葉です。
「私の母は、お節介が過ぎるのです。
誰かと出かけるときも、「昨日漬物を漬けたら美味しくできたから」と無理矢理渡したり、私の住んでいるマンションの合鍵を勝手に作って、留守中に家に入って片付けをしたり、頼んでもいないことを平気でやってしまいます。」
ある若い女性は、そんな母親と喧嘩ばかりしているとため息をつきました。
親や親戚だけでなく、何かにつけてお節介が過ぎる人は周りにたくさんいるものです。
ただお節介なだけでしたら親切な人なのですが、そういう人の中には、たまに後になって「私がこんなにやってあげた」と別の人に吹き込む傾向のある人がいます。
そのような人は、自分がどれほど人に親切にしているかをアピールしたいのではないかとさえ思ってしまいます。
そんなときに「そんなことはしなくてもいいです」とキッパリ言ったとしたら、逆ギレされて「せっかくやってあげたのに、あの人はひどい人だ」と、さらに誰かに吹き込むことになるでしょう。
それよりも、「ご親切にありがとうございます」と言うのが大人の対応です。
そこから対処の方法を考えましょう。
相手が良かれと思ってやることに対し、うまくコントロールする知恵をつけましょう。
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