ヒプノセラピストの風湖です。




 「自分の価値観で人を責めない。

 ひとつの失敗ですべて否定しない。

 長所を見て短所を見ない。

 そうすれば人は必ず集まってくる。」

 これは、江戸時代の思想家、吉田松陰の言葉です。




 人には、おのおの自分のやり方、ルールのようなものがあります。

 朝起きた時に最初になにをするとか、タンスの1番上にはなにを入れているとか、気持ちのいいお風呂の温度とか。

 自分がたどり着いたルールは今のところうまくいっている方法ですから、「それが普通だ」とさえ思ってしまいます。




 ところが、当然ながら自分のやり方が誰にでも通用するわけではありません。

 育った環境や年齢、それまでの体験が異なれば、たどり着くルールや方法はさまざまありますし、どれも正解なのです。

 人間関係のトラブルは、お互いのそれまでの生活のルールが異なるため、否定されたり受け入れられないために起きることがほとんどです。




 経験豊富な上司と未熟な若手社員が同じことをするにもやり方が違うのは当たり前です。

 嫁と姑の争いも、夫婦や恋人の喧嘩も、その人独自の価値観や信念が違うために起きます。

 しかし、我慢しなくてもいいのです。

 お互いのルールを認め合い、すり合わせをしながら心穏やかに見つめることができたら、トラブルにならずに済むのです。





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