ヒプノセラピストの風湖です。




 「型をしっかり覚えた後に、型破りになれる。」

 これは、歌舞伎役者の中村勘九郎さんの言葉です。




 サーカスのピエロは、いい加減なことばかりしている道化者ですが、登場する場面の1番の経験者にしかなれないと聞いたことがあります。

 危険な技を知り尽くしていないと、演者の手助けができないからだそうです。




 日光東照宮にある陽明門の柱は、たくさんある柱の中に一本だけ上下が逆になっているものがあります。

 「あんまりキッチリしていると魔物が入ると言われているから、あえてそうしている」のだそうです。




 キチンとしすぎてスキがないために、いったん崩れると一気に崩壊しそうな人や物はたくさんあります。

 常に気を張って、しっかりしすぎているものゆえの「もろさ」というものを感じます。

 ある程度の「いい加減さ」は強いし、強いからこそいい加減にもなれるのです。





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