ヒプノセラピストの風湖です。




 「人を裁くな。自分が裁かれるのが嫌なら。」

 これは、アメリカの第16代大統領、エイブラハム・リンカーンの言葉です。




 聖書の中に、こんな言葉があります。

 「裁いてはいけません。裁かれないためです。」

 「あなた方が裁くとおりに、あなた方も裁かれ、あなた方が量るとおりに、あなたがたも量られるからです。」(マタイ伝7章1〜2節)




  ある秘書の女性が、会社の女の子たちにとても腹を立てていました。

 その理由は、会社内のコミュニケーションを図るためにバーベキューのイベントを開催したとき、女の子たちは参加はしたものの、支度も片付けも手伝わず、食べるだけ食べて帰ってしまったからなのだと言います。

 彼女は自分でも女嫌いであることを自覚して、

 「私は男は好きだけど、女は無責任だから嫌いだ。」

 と言って、同性をとても嫌っていました。




 しかしよく話を聞いてみると、その秘書の女性は毎日会社内で自分の後輩の女の子達に対して、非常に傲慢で高圧的な、イライラした態度で接していたことがわかりました。

 つまり、女の子達にこの秘書の女性はとても恐れられていて、近寄り難い存在だったのです。

 「人を裁くな」の真意は、「絶対に人を裁いてはならない」ということではなく、人を裁く前にまず自分を知り、その上でどう人に向き合うのか?ということなのだ、と、私は思います。







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