ヒプノセラピストの風湖です。
「信頼してこそ、人は尽くしてくれるものだ。」
これは、戦国時代の武将、武田信玄の言葉です。
私の体験談です。
18歳で自動車免許を取り、父親の車を借りて1人でドライブに出かけた時のことでした。
当時はまだカーナビなど無かった時代でしたから、自分の知らない場所まで行くと、当然帰る方法は、自分の走ってきた記憶を辿るしかありませんでした。
好奇心旺盛だった私は、どんどん山道に入り、1時間ほどたったところで道に迷い、どこを走って来たのかもわからなくなってしまいました。
その頃は携帯電話も無い時代。
山道には公衆電話も少なく、あたりは真っ暗でなにも見えません。
街頭も無い山道に車を止め、私はすっかり困り果ててしまいました。
そこで私は、だれか親しい人にでも話しかけるように、潜在意識に話しかけました。
「あなたは何でも知っています。
もちろん、私の家までの道も知っていると思いますから、どうか教えてください。」
すると突然、真っ暗だったはずの道の先に、なぜか小さな灯りを見つけました。
そこまで走るとまたその先に灯りが移っていったのです。
その灯りの案内の通りに行くと、なんと覚えのある道まで辿り着いたのでした。
心から頼って信頼すれば、潜在意識は常に答えてくれるのです。
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