ヒプノセラピストの風湖です。
「人間生活には無駄なものがかなりあるが、その無駄なもののために情緒が生まれ、潤いができ、人の心が和むようなものがある。」
これは、小説家の遠藤周作さんの言葉です。
日本の世界的に有名な数学者で、文化勲章受賞者である、岡清博士の著書、「春宵十話」の中には、「人間が人間である中心にあるものは、化学性でも理論性でもなく、情緒である」と書かれています。
岡博士がある大きな問題に取り掛かかられた際、最初の3ヶ月は解決の糸口がどうしても見つからず、もうどんな試みも考えられなくなってしまい、それでも無理やりやっていると、初めの10分ほどは気分が引き締まっているのに、あとは眠くなってしまうという状態が何日も続いたそうです。
つまり博士は、集中して研究に没頭したわけではなく、はじめるとすぐに眠ってしまうという生活が続いたわけですが、その後何ヶ月かして博士の頭の中でなぜか考えがひとつにまとまっていき、数学史に残るような大発見をしました。
種を土にまけば、発芽するまでにある程度の時間が必要なように、なにかの答えが欲しいときには、焦らずリラックスして待てば、潜在意識からの答えが徐々に頭に現れて、問題は自然に解決するのです。
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