ヒプノセラピストの風湖です。
「食欲がないのに食べても健康に悪いように、やる気がないのに勉強しても記憶力が損なわれ、記憶したことは保存されない。」
これは、イタリアの芸術家、レオナルド・ダ・ヴィンチの言葉です。
私が心理学を教えている高校生達の中には、受験を目の前にしても学業の成績が上がらず、自分の記憶力の悪さを気にしている子がとても多いです。
しかし、学業において困難を感じたり、成績が悪かったりする原因は、親の遺伝や性格などではなく、育った環境が影響している場合がほとんどです。
もしも、そのように学業の成績が上がらずに悩んでいる子供達が近くにいるのであれば、毎日、次のように祈ることを教えてあげてください。
「私は、先生から教えてもらったことや聞いたことをすべて覚えておきます。
私は、とても優秀な記憶力を持っています。
ですから、筆記試験であれ、口頭試問であれ、どんな試験であれ私が覚えていなければならないことをすべてはっきりと思い出し、合格します。」
大人になった私達も、物を忘れることはよくありますが、完全に忘れた訳ではありませんからまた思い出しますよね。
では、それを忘れていた間にその記憶がどこへ行っていたのかと言えば、それは潜在意識に行っていたのです。
潜在意識は、どんなことでも絶対に忘れることはないのです。
ただ、意識する心が「自分は忘れっぽい」と思えば、どんなことでも思い出せなくなるというだけのことなのです。
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