ヒプノセラピストの風湖です。
「睡眠は最高の瞑想である。」
これは、チベット仏教ゲルク派の最高位、ダライ・ラマの言葉です。
なぜ人間は眠るのでしょうか。
多くの人は、人は起きている時に動き回り疲れるので、体を休めるために睡眠し、眠っている間に回復作用が起こると信じています。
しかし、人間の体は眠っている間に休んでいるものはほとんどありません。
人が寝ている間も、心臓も肺も肝臓も、いっさいの重要な器官は休むことなく働いています。
それでも人が眠らなければならない理由は、一日の何時間かは現実社会から心を切り離し、脳の中でその日に受け取ったさまざまな情報の整理整頓をして、私達の心の精神的な成長を促すのに必要不可欠だからです。
そして寝ているときいうのは、あなたの願望や望みを潜在意識に直接頼ることができる最高のチャンスの時間でもあります。
病気の人が、眠っている時の方が治癒が早いのは、睡眠時は意識する心からの邪魔が入らないので、潜在意識がよりよく働き、あなたの心身を正常な状態になるよう助けるからなのです。
寝る前には、あなたの願望をリアルに想像しながら、できるだけよりよい睡眠をとるように心がけましょう。
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