ヒプノセラピストの風湖です。




 「自分で自分のことをどう思うか。

 それは他人からどう思われるかよりも、はるかに重要である。」

 これは、ローマ帝国の哲学者、ルキウス・アンナエウス・セネカの言葉です。




 自分とは一体なんだろう?

 あなたはそう考えたことはありませんか。

 そう考えて思いつくのは、たとえば自分の親の子供だとか、今勤めている会社の社員だとか、〇〇大学の学生だとか、自分を表現する言い方はたくさんあると思います。




 しかし、もっと根本的に自分を考えていくと、自分とは、「過去も未来も関係なく、今、この一瞬考えていること、感じていること」ということになります。

 今、幸せだと感じているとき、それがあなたです。

 そして今、不幸だと感じているとき、それもあなたです。

 つまり、定義化された「自分」というものは本当はないのです。




 私達は生きている中で、常に選択を迫られています。

 その選択のたびに「いいことを考え、幸せを感じている人」なのか、「悪いことを考え、不幸と感じている人」なのか、どちらにせよ、あなたが選んでいるのです。

 あなたはどんな人ですか?

 常にいいことを考え、いいことを期待していると、あなたの潜在意識はいいことに導く現象だけを見せてくれるのです。