ヒプノセラピストの風湖です。
「一生懸命頑張っていると、いろんな人がいろんなチャンスをくれます。
でも、一生懸命頑張らない人には、何もチャンスは来ません。」
これは、元マラソン選手でオリンピックメダリストの有森裕子さんの言葉です。
ランニングやウォーキングには、脳を活性化させる働きがあるということを、聞いたことがある人も多いと思います。
ランニングやウォーキングが脳に良いとされるのは、脚の筋肉や背中の筋群は神経につながっていて、その神経はさらに脳につながっているため、脚の筋肉が活発に動くとそのまま脳幹が活発に刺激されるためです。
また、ウォーキングやランニングをするのに科学的に適した時間帯もあります。
夕方の16:00頃は、1日のうちで最も交感神経が高まり、体温や代謝が高まる時間帯です。
この時間に運動をすると、消費カロリーが上がりますし、筋肉がほぐれているため運動能力も高まり、怪我をしにくいという利点もあります。
また、走りながら目にする草花や建物といった景色が変化することで、多様な視覚情報が脳にインプットされます。
すると、大脳後頭野が活性化します。
ランニングやウォーキングによって脳が活性化するのは、「考える」「判断する」といった知的活動に関与する大脳新皮質が刺激を受けるからでもあるのです。