ヒプノセラピストの風湖です。
「論理は、A地点からB地点まであなたを連れて行ってくれる。
想像力は、あなたをどこまでも連れて行ってくれる。」
これは、物理学者のアルベルト・アインシュタインの言葉です。
たとえばあなたが幼い頃、靴のまま家に上がろうとして、ひどく怒られたとしましょう。
そのとき、「靴のまま家に上がるのはいけないことなのだ」と、あなたは怒られた経験とともに頭に刻みます。
すると、大人になって、靴のまま家に上がる文化を目にすると、とても違和感を感じます。
こんなことが私達の日常にはたくさん潜んでいて、自らを息苦しくしてしまっています。
しかし広く世界を見渡してみると、部屋の中まで土足で上がって生活している国は多くあり、そんなに珍しいことではありません。
このようなことから、自分にとっての常識は、過去の刷り込みに過ぎないこともたくさんあるのだとわかります。
自分にとって「正しいこと」「間違っていること」「劣っていること」といったマイナスの概念が本当に正しいものなのか、一度疑ってみてください。
いったん自分の価値観の枠を外してみると、実はどれが正解かとか、どれが間違いなのかなどはどうでも良かったりします。
モラルさえ守られていれば、小さいことは正解を出す必要もないのです。
自分が思い込んでいるさまざまなことに気づいて、それはとても小さいことだと知ることで、新しい想像力が身につくのです。