ヒプノセラピストの風湖です。




 「自分の将来はまわりが決めるもんじゃねえ。

 世の中の流れに乗るものでもねえ。

 自分の人生は自分で作る。

 人生はどうなるかではなく、どうするかだ。」

 これは、TBSのドラマ「ドラゴン桜」の主人公、桜木建二のセリフです。




 私達は、普段の生活の中で、ものごとを白と黒に分けて判断してしまいがちです。

 「善か悪か」「優か劣か」「正解か不正解か」というように。

 こうした考え方をしてしまうのは、幼い頃から学校の先生や親にそのように教え込まれているからです。




 このような考え方を「0-100思考」と言ったりしますが、なにかを決断するとき、「正しいか正しくないか」「できるかできないか」と、すぐに二極化して考えてしまうクセがついている人はとても多いです。

 すると思考が単純になり、発想力が乏しくなって、自分の本当の気持ちがわからなくなってしまうのです。




 あなたは、幼い頃から教え込まれた正義や善悪が、そのまま自分自身の正義や善悪だと思い込んでいませんか?

 その刷り込まれた価値観で優劣をつけようとしたり、善悪を判断しようとしたり、全ての物事を白か黒かで考えていると、やがて自分自身の人生の夢や目標まで見えなくなってしまうのです。