ヒプノセラピストの風湖です。
「子供を教育するばかりが親の義務ではなくて、子供に教育されることもまた、親の義務かもしれないのである。」
これは、物理学者の寺田寅彦さんの言葉です。
大人が幼い子供達の自由な行動や表情を見たとき、いろんな発見や驚きを感じる人は多いと思いますが、そんな時、脳の中ではどんなことが起きているのでしょうか。
突然元気よく走り出したり、突然新しい遊びのルールを思いつくような子供の行動を見ていると、大人はたびたび驚きます。
その「驚き」によって、脳はこれまでにない新しいシナプスの活動を始め、新しい回路を作り始めます。
その結果、今まで想像もしなかったようなアイディアや発想が生まれるのです。
今後は、そんな子供の自由な意見を取り入れる自治体も増えていくでしょうし、実際に小学生の起業家もいます。
ですから、日常的に子供と真剣に会話する時間を作ってみましょう。
すると、大人になっても脳内に新たなネットワークが作られ、よりフレキシブルな発想力が身につくようになるのです。